2011/08/14

コミケに地方自治体で初めて岡山県倉敷市が出展

倉敷市の出身者として大変面白い話題を発見しました。

なんと、コミケに地方自治体では初の出展をしたというのです。

出身高校が倉敷美観地区から大変近く、青春時代を過ごした街、倉敷・・・


いろいろと調べてみると、なにやらこの「快挙」は、下記のマンガがかなり寄与しているらしいです。



レビューは、「瀬戸内海の温暖な気候と情緒ある伝統が息づく“倉敷市”を舞台に、少年少女達の懐かしくも心躍る青春模様を四季折々の人気観光スポットと共に描いた意欲作★期待の新鋭・拓が放つ初単行本!
この本でアナタの心にも、きっと忘れかけていた青春時代がよみがえります! 」

とのことです。

青春時代、ルーズソックスを追いかけていた現役高校時代を過ごした私にとっては、大変興味深い作品です。
絶対、購入して読みたいと思います。

めくりめくる倉敷ウェブサイト



以下に、参考記事を記載しています。いろいろとムーブメントの経緯などわかります。



<マイコミジャーナル>

[コミケ]地方自治体で初めて岡山県倉敷市が出展を決定
「コミケ」の愛称で親しまれる日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット80」(8月12~14日)に岡山県倉敷市が出展することが1日、明らかになった。出版社中堅のワニブックスとの共同出展。実行委員会によると、地方自治体がコミケにブースを構えるのは初めてという。

ブース名は「月刊コミックガム 岡山県倉敷市観光課 共同出展」で、企業ブースのナンバーは323。倉敷市は、ワニブックスが発行する「月刊コミックガム」で連載中の拓さんのマンガ「めくりめくる」の舞台となっていることから、マンガのイラストを観光ポスターに採用している。地域の観光を広くアピールしたい倉敷市が、ワニブックスと相談し、高い集客力を持つコミケへの共同出展を決めた。ブースでは、観光キャンペーンのPRやグッズを限定で配布するほか、「月刊コミックガム」の創刊15周年記念企画や、「めくりめくる」などの連載マンガ作家の直筆サイン本の販売を予定している。

地方自治体の出展は、10年3月に水戸市で開催された「コミケ」特別イベントの開催に先立ち、同市役所の若手職員らが有志として一般ブース扱いで参加したことはあるが、正式な自治体の参加は倉敷市が初となる。

コミックマーケットは、75年から始まったマンガや小説、音楽、ゲームソフトなどの同人誌即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されており、1日あたり15万~20万人を動員する日本最大級のイベントとして知られている。(毎日新聞デジタル)

<YOMIURI ONLINE>

漫画の舞台 倉敷へ来て
市、都内のコミケに出展


 東京都内で12日に始まった国内最大の同人誌即売会「コミックマーケット80」(コミケ)に、倉敷市が初めて出展した。倉敷を舞台にした漫画「めくりめくる」とタイアップした観光PRが目的で、コミケに自治体が参加するのは珍しい。市観光課は「コミックファンに、漫画の舞台としての倉敷をアピールし、新たな観光客層を呼び込みたい」としている。(田村勇雄)

 コミケは、東京ビッグサイトを会場に、同人誌のサークルや企業などが漫画や小説、ゲームソフトを出品し、一日あたり15万~20万人が来場。市は今回、めくりめくるを連載するコミック誌の出版社「ワニブックス」と共同でブースを設け、会場に職員2人を派遣した。14日までの期間中、観光ポスターを展示し、来場者に美観地区や児島・鷲羽山をデザインしたファイルや便せんなど計6000部を配る予定だ。

 めくりめくるは、同市出身の漫画家・拓さんが、高校生の日常生活を描く作品。市は昨年秋、拓さんが倉敷駅などを描いたイラストを観光ポスターに採用した。今年6月下旬には、単行本第2巻の限定版に付いたガイドブックに、倉敷の特産品や土産物、見所を紹介するページを掲載した。

 併せて、首都圏や関西、中四国地方(岡山県を除く)の主な書店で倉敷の観光マップを載せた「旅のしおり」を配布。しおりを市役所か美観地区・倉敷館に持参し、スタンプを押せば、拓さんのイラスト入りクリアファイルをプレゼントするキャンペーンを始めた。

 市の担当者によると、今月上旬までに、北海道や東京、大阪、広島などから約50人が訪れた。中には、「聖地巡礼」と称し、漫画で描かれた場所をカメラを手に訪ね歩くファンの姿もあったという。

 川原伸次・観光課長は「観光ニーズが多様化する中、単なる風光明媚(めいび)の紹介だけでは、観光客に来てもらえない。漫画という新たな角度から、倉敷観光の楽しみ方を提案したい」と意気込んでいる。
(2011年8月14日 読売新聞)

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